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ドラッグ(薬物)を使用している人へ
2023年6月更新
危険ドラッグ/脱法ドラッグや大麻、覚せい剤をはじめさまざまなドラッグ(薬物)があり、自分や自分の周囲の人にとって身近な課題だと思っている人も少なくないのではないかと思います。こうしたドラッグを使うことは少なからず健康へのリスクがあるとされています。依存性が高く、使用したらやめにくいのもドラッグの特徴のひとつと言われていますが、回復に向け、やめ続けている人はたくさんいます。
また、最近ではドラッグへの法的規制もより強化され、危険ドラッグ/脱法ドラッグやラッシュであっても、買ったり譲り受けたり所持したりしているだけでも刑罰の対象となっています。出会い系アプリやインターネット掲示板での書き込みも、たとえ隠語であっても捜査対象となり、逮捕・勾留・起訴・裁判・刑確定、そして社会生活の崩壊というのっぴきならない事態に発展するケースも少なくありません。かとい って、すでに使用している人が、多くを失うまで何の工夫もできないわけではありません。
絶対的な解決策ばかりではありませんが、ドラッグを使用している人のさまざまな状況や気持ちを念頭において、いくつかのポイントを整理してみました。役に立つことを願っています。
1.自分の状態をチェックしてみる
ドラッグ(薬物)を使用しているといっても、好奇心で一度だけ使ってみたという人もいるでしょうし、週末だけ使っている、セックスのときだけ使っている、常に使っていたいという人などさまざまです。また、自分では大丈夫と思っていても、使用頻度や、ドラッグがなくてはならないという気持ち、手に入れるためのリスクなどが、知らず知らずのうちに大きくなっていることがよくあります。まずは、いま自分がどのような状態なのか、「自分は病気ではない」と思っている人も、一度セルフチェックしてみましょう。
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NARCOTICS ANONYMOUS JAPAN (NAジャパン)によるセルフチェック
薬物使用により大きな問題を抱えた仲間同士の非営利的な集まりが作成したセルフチェック。「薬物使用の結果、職場や学校で何か支障をきたしたことがありますか?」「薬物の使用をやめたり、コントロールしようとしたことがありますか?」「薬物の使用によって睡眠や食事が妨げられますか?」「薬物なしで生活していくことは不可能だと感じますか?」「自分は薬物の問題を抱えているのかもと思いますか?」など、29の設問から成り立っている。いくつ以上○がつけば薬物依存かという診断をするわけではなく、一つひとつの設問から、自分が薬物依存かもしれないということに気づけるセルフチェックになっている。
https://najapan.org/about-na/addict
なんでも話してOK「OKチャット」(ハームリダクション東京)
クスリ・ドラッグ・薬物をさまざまなスタイルや方法で使うことがある人の立場にたって、ハームリダクションに基づいたサービスを提供するチーム(団体)。LINE、テレグラム、twitterのチャットで「クスリを使うことがある人の健康と生活をサポート」している。(月・火・木・金 14:00-18:00)
https://hrtokyo.net/
2.薬物依存症という病気について正確に理解する
ドラッグ(薬物)を使用している人の中には、「薬物依存症」という進行性の慢性疾患になることもあります。ドラッグを使わないようにしようと自分では本気で思っていても、結局再び使いだしてしまいがちです。こうした自分の意思ではどうにもならない無力な状態に陥るのが薬物依存症の特徴で、この病気とは一生付き合うことになります。
道徳や法律の側面からドラッグのことを理解しているだけでは、病気としての薬物依存症については理解することができません。薬物依存症についてはメディアではあまり報道されず、「薬物使用者は悪い人だ」「本人の意思が弱いからやめられない」ということばかりが流れ、一般市民の薬物使用に対する理解の仕方は偏っていき、薬物を使用している本人も誤解して孤立し回復に結びつかなくなることが多いものです。まずは、薬物依存症についての正確な情報に触れてみましょう。
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LASH -Love Life and Sexual Health-
主にゲイ・バイセクシュアル男性(MSM)を対象に、LOVEライフ、セクシュアルヘルス(性の健康)、メンタルヘルス(こころの健康、薬物使用など)に関する情報を発信している。薬物依存についてわかりやすく解説をしている動画メッセージ、データをもとにしたグラフと簡潔な解説、ニュースなども。(運営:厚生労働科学研究費補助金 エイズ対策政策研究事業「地域においてHIV陽性者と薬物使用者を支援する研究」研究代表者:樽井正義/研究分担者:生島嗣)
http://lash.online/
HIV陽性者における薬物使用の理解とサポート(JaNP+ News Letter 2016年9月号)
薬物問題のキーワードや、人が薬物を使う理由をわかりやすく整理したうえで、薬物問題を抱えたHIV陽性者に対する「ダメ。ゼッタイ。」で終わらせることのないサポートについて書かれた記事が掲載されている。
「Stay Healthy and be Happy!」
友人や恋人がカラダとココロに悩みを抱えないために相談先をつなぐことを目的としたサイト。相談先・情報サイトや体験談が紹介されている。(運営:厚生労働科学研究費補助金 エイズ対策政策研究事業「地域においてMSMのHIV感染·薬物使用を予防する支援策の研究」研究代表者:樽井正義)
https://stayhealthy.tokyo
「This is hope」(2008年11月版)
薬物、アルコール、セックスなどの依存症とHIVについて、セクシュアル・マイノリティを対象にして作られた冊子。さまざな依存症当事者の手記、分かりやすい解説が掲載されている。
http://www.hiv-map.net/booklet/jump_pdf/thisishope.html
「身近な人から薬物使用について相談されたら1・2」(2015年3月・2018年3月発行)
HIV陽性者を対象とした調査結果をもとに作られた、身近な人から薬物使用について相談を持ちかけられた場合、どうするのかを考えるきっかけになるパンフレット。薬物を使用しているHIV陽性者の状況や、その背景などについても書かれている。(厚労科研「地域においてHIV陽性者等の メンタルヘルスを支援する研究」代表:樽井正義)
http://www.chiiki-shien.jp/image/pdf/yakubutsushiyou_soudan.pdf
http://www.chiiki-shien.jp/image/pdf/yakubutsushiyou_soudan2.pdf
家族読本 (ご家族の薬物問題でお困りの方へ)
薬物依存症についてのわかりやすい解説、家族のすべきこと/すべきでないことが整理されている。実例紹介や、Q&Aなどが豊富。全国の支援団体(精神保健福祉センター、家族会、ダルク)のリストも収載。(全国薬物依存症者家族連合会、厚労省、両ホームページに収載/発行:厚生労働省医薬食品局監視指導・麻薬対策課)
https://www.yakkaren.com
3.HIVの治療とドラッグ(薬物)使用について知る
ドラッグ(薬物)を使用することで、HIVの服薬や通院がおろそかになったり、免疫力が下がってしまったりして、HIVの治療に失敗してしまうことがあります。さらに、注射器を使用する場合は針を共用すると、HIVだけでなくB型肝炎・C型肝炎感染の原因となります。HIV&ドラッグ使用のさまざまな健康上のリスクについて考えて、現実的にリスクを減らす工夫をしてみるのも一案です。
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「Futures Japan 第3回調査結果サマリー(概要)」
2019年から20年に実施されたFutures Japan ~ HIV陽性者のためのウェブ調査~」(第3回)の分析結果の概要です。この調査結果から、HIV陽性者の方々が全体としてどんな状況にあるのか、どんなふうに変わってきているのかを知ることができます。
5. アディクション(依存症)
https://survey.futures-japan.jp/doc/summary_3rd_part5.pdf
冊子「第2回 HIV陽性者のためのウェブ調査 調査結果」
「Futures Japan ~ HIV陽性者のためのウェブ調査~」(第2回)の分析結果をもとに、目で見てわかりやすく、利用しやすいツールとして作成された冊子。HIV陽性者の健康状態、通院、恋愛と性の健康、薬物使用、心の健康、社会のスティグマ、日常生活など幅広い。
第5章「薬物使用について」(P.25~P.31)
過去の使用経験について | 薬物使用時の注射針の使用 | 薬物使用に関する経験と考え方 | 薬物使用の目的 | 当事者ミーティング、12ステップ、心理療法など
第8章「心の健康について」(P.40〜P.45)
https://survey.futures-japan.jp/doc/Futures_2nd_page.pdf
「グラフで見る Futures Japan 調査結果(第1回)」(2015年3月発行)
「Futures Japan ~ HIV陽性者のためのウェブ調査~」(第1回)の分析結果をもとに、目で見てわかりやすく、利用しや すいツールとして作成された冊子。HIV陽性者の生活、通院、セックス、アディクション(依存)、メンタルヘルス、人間関係など幅広い。
第6章「セクシュアル・ヘルス」(P.22~P.26)
第7章「アディクション(依存症・依存傾向)」(P.27~P.29)など
http://survey.futures-japan.jp/doc/Futures_page_v2.pdf
「あなたと、あなたのイイひとへ。」(2014年版)
HIV陽性が分かってからも、自分と自分の相手をお互いに守りながら生活やセックスを楽しむことができるようにと製作された冊子。感染経路、セーファーセックスのガイドライン、異性や男性同士のセックス、他の性感染症、日常生活についてなど、Q&Aとコラムで丁寧に説明している。 (編集・制作:大阪医療センター HIV/AIDS先端医療センター)
https://osaka.hosp.go.jp/wp-content/themes/osaka-iryou/img/department/khac/medical/resource/anatato2014.pdf
「15人の語りで学ぶHIV陽性者と地域生活」
就労と精神健康(薬物使用)に関する事例を紹介している。事例をもとに、HIV 陽性者の生活を妨げているポイントや、より良い方向を探る方法を検討するための支援ツール。(発行協力:ぷれいす東京 研究事務局)
http://www.chiiki-shien.jp/image/pdf/katari.pdf
HIVお役立ちナビ(HIVマップ)
[こころのケア・薬物・アルコール]
http://www.hiv-map.net/navi/mental-care/
HIV/エイズガイド
[第7話 まだまだ奥が深い、HIV感染症とその周辺領域](HIVマップ)
http://www.hiv-map.net/guide/chapter_7.html
4.セックスとドラッグ(薬物)について考えてみる
セックスのときにだけドラッグ(薬物)を使用する人もいるでしょう。ドラッグ(薬物)なしではセックスが楽しめないと思っている人もいるでしょう。嗜好する行為や、セックス・ファンタジーにドラッグ(薬物)使用が不可欠と考えている人もいるでしょう。あるいは、セックスをする相手、セックスをする場所、出会い方などにより、ドラッグ(薬物)使用をしやすい状況がもたらされている場合もあるかもしれません。自分のセックスとドラッグ(薬物)使用について自分自身で考えてみることで、その傾向がわかるかもしれません。
また、トリガー(ドラッグを使用する引き金となること)として、何があるのかを知っておくことも大切です。
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SCA (Sexual Compulsives Anonymous)
SCA(全ての性的指向を含む、性的強迫症から回復したいと願っているあらゆる人に対して開かれているミーティング)の解説とミーティング情報を紹介している。
http://www.sca-japan.org/
SA (Sexaholics Anonymous Japan)
性的にしらふにとどまり、手助けする匿名のあつまり・共同体(セクサホーリクス・アノニマス)。ミーティングの解説と情報を紹介している。
http://www.sa-japan.org/index.html/
5.薬物依存症からの回復・治療につながるための相談機関や窓口について
もしも、薬物使用について不安に思っていたり、悩んでいたりしたら、ひとりで抱え込まずに薬物の専門機関や保健所、電話相談などで相談をしてみましょう。通報されることが不安で相談をためらうひとがいますが、通報されることはありません。
薬物依存症は慢性の病気ですので、一人ではどうにもなりません。助けが必要となります。この病気には、「12ステップ」、「SMARPP」、「認知行動療法」などの回復・治療方法があります。どの方法で回復をしていったらいいのか、専門機関に相談してみましょう。お近くの精神保健福祉センターでは、専門的な治療を受けられる医療機関を紹介してもらえます。あるいは匿名で受けられる相談窓口でも専門的治療についての話ができます。
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東京都立精神保健福祉センター
「薬物問題相談」
「薬物相談家族教室」
「依存症回復支援プログラム」
薬物問題で悩んだり、困ったりしていませんか?
薬物乱用・依存症からの回復は可能です。
ご本人、ご家族、関係機関の方からのご相談に応じています。
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/sitaya/seishin/drug.html
全国の精神保健福祉センター情報(厚生労働省HP内)
「こころの健康相談」という相談を実施している各地の精神保健センターの一覧。
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/mhcenter.html
アパリクリニック
ダルク(薬物問題に関する自助活動)スタッフとの恊働のもとに、既存の医療・司法システムの考え方にとらわれず、アディクションの予防・回復支援のプログラムを提供している。セクシュアル・マイノリティの対応もしている。
http://www.apariclinic.com/
NCNP病院 国立精神・神経医療研究センター 薬物依存症外来
薬物依存症に対する専門的治療プログラムの開発・提供をしています。
薬物依存症外来における治療の中心は、原則として集団認知行動療法です。したがって、集団認知行動療法を希望されない方、あるいは、同治療法が向かない方は、当外来の治療対象とはならない可能性があることを、あらかじめご了承ください。
https://www.ncnp.go.jp/hospital/patient/special/drug-addiction.html
埼玉県立精神医療センター
アルコール依存症・薬物依存症・ギャンブル障害専門治療を行っている。外来・入院いずれも対応可能。
https://www.saitama-pho.jp/seishin-c/
RDデイケアセンター
アルコールや薬物、ギャンブル、買い物など、さまざまな依存症からの回復を目指している施設。依存症という問題を解決し、よりよい人生を生きていくための方法を学ぶ場所で、リカバリー・ダイナミクスというプログラムを導入し、依存症回復のプログラムとして高い効果が歴史的に証明されている「12のステップ」をわかりやすくしたものを提供している。
https://i-rddc.com//
なんでも話してOK「OKチャット」(ハームリダクション東京)
クスリ・ドラッグ・薬物をさまざまなスタイルや方法で使うことがある人の立場にたって、ハームリダクションに基づいたサービスを提供するチーム(団体)。LINE、テレグラム、twitterのチャットで「クスリを使うことがある人の健康と生活をサポート」している。(月・火・木・金 14:00-18:00)
https://hrtokyo.net/
Freedom(フリーダム)
薬物依存症は回復できる病で、薬物依存者には「処罰」ではなく「回復の権利」が保障されるべきとの考えのもとに活動をしているNPO。関西に様々な支援組織の立ち上げとネットワークをつくり、薬物依存者と家族に個別的支援を提供している。
http://www.freedom-osaka.jp/
薬物依存症に苦しむ人とその周りの人のための電話相談
06-6320-1196 (土 15:00-19:00 年末年始は除く)
アディクションに関するご相談 [LGBTと周囲の人のための相談一覧](QWRC)
薬物依存、アルコール依存、ギャンブル依存、摂食障害などのLGBTが電話相談や面談ができる関西地域の機関のリスト。
http://www.qwrc.org/soudan/soudan.html#01
全国保健所一覧 (保健所長会HP内)
地域の保健所には、精神保健担当の保健師が必ずいる。精神の健康、地域の病院選びの相談ができる(セクシュアリティに関する理解には幅がある)。
http://www.phcd.jp/03/
薬物乱用防止相談窓口(厚生労働省HP内)
全国のドラッグ(薬物)に関する公的な相談機関が掲載されている。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/iyakuhin/yakubuturanyou/other/madoguchi.html
最新の指定薬物指定状況や注意喚起などの情報が得られる。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index.html
全国薬物依存症者家族連合会
薬物依存症の家族への相談援助や、薬物依存症に対する正しい理解と健全な精神保健理念の普及・啓発を行っている。全国の家族会の情報や、新しく参加する人のための解説なども掲載されている。
http://www.yakkaren.com/zenkoku.html
6.ドラッグ(薬物)をやめたいひとたちの匿名ミーティング
ドラッグの使用をやめようと思ったら、回復のための治療に取り組むのと同時に、同じようにドラッグをやめようとしている人同士が集まるミーティングに参加してみることができます。ひとりでは、薬物を使わない状態を保つのが難しくても、同じ立場同士で集まって経験や気持ちを共有することで、使わない状態を保ちやすくなります。また、回復の経験を共有することで、回復・治療にどう取り組んだらいいのか、そのむずかしさをどう克服したのかなど、先に経験している仲間からアイデアをもらえることにもなります。
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NARCOTICS ANONYMOUS JAPAN (NAジャパン)
ナルコティクスアノニマス(薬物によって、大きな問題を抱えた仲間同士の非営利的な集まり)の解説とミーティング情報(NA日本全国ミーティング一[PDF])を紹介している。
東京、名古屋、京都などにはセクシャルマイノリティの薬物使用者のミーティングもある。ワーカーズグループ(木曜ミーティング:東京・四ツ谷)、新宿グループ(水曜ミーティング:東京・大久保)、新宿グループ(火曜ミーティング:東京・中野)、静岡ワンデー(第1月曜:静岡県・御殿場)、LGBT京都(最終の日曜日:京都)ではセクシャルマイノリティの薬物依存症本人のミーティング、Rainbowグループ(第3,4週土曜:名古屋)などではセクシャルマイノリティのオープンミーティング(薬物依存症本人以外の人も入場可)が行われている。
http://najapan.org/
ダルク (DARC) [全国薬物依存症者家族連合会HP内]
D(ドラッグ) A(アデイクション-嗜癖) R(リハビリテーション) C(センター)の略で、薬物から開放されるためのプログラムを持つ民間の薬物依存症リハビリ施設。全国のDARCの情報を紹介している。
http://www.yakkaren.com/zenkoku.html
アディクション・ぽーと(NPO法人ぷれいす東京)
LGBTQ+の方がアディクション(依存)について語れる場が少ない、そんな声から生まれた、LGBTQ+が依存症について語れる場。ラウンジスタイルの過ごし方が選べるオンラインの場。毎月1回。
https://stayhealthy.tokyo/topics/aciction-port_monthly
全国マック協議会
アルコール依存症からの回復の手助けをするアルコール依存症リハビリテーション施設をもち、マックプログラム(お酒を飲まない生き方)を身につけ、その人らしい生き方を達成することができるよう支援している。
https://maccouncil.com
自助グループ一覧(NPO法人アスク)
アルコールなどさまざまな薬物、ギャンブル、ゲーム、買い物、恋愛や感情の問題など、さまざまな依存症の自助グループのリスト。
https://www.ask.or.jp/article/6521
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7.いますぐできることを試してみる
さまざまな刺激を受け、ストレスにさらされて過ごしている日々の中で、ドラッグ(薬物)を使用したい気持ちが、とても大きくなるピークがあると言われています。もしも、今日だけ、一時間だけ、一分間だけでも、ドラッグ(薬物)を使用しないで過ごしたいと思ったら、とりあえずそのピークをやり過ごす知恵を身につけておくと役に立つかもしれません。
例えば、空腹なとき(Hungry)、怒っているとき(Angry)、孤独なとき(Lonely)、疲れているとき(Tired)の頭文字をとって HALTと呼ばれている対処方法があります。空腹なときは何か食べて空腹を満たしてみる、怒りの感情に支配されていたら誰かに話したり受け入れる工夫をしてみたり、孤独を感じたら電話で話したりメールをしたり人と会ったりミーティングに出たりして孤独な感情をやわらげてみる、心身が疲れていたら休んだり睡眠を十分とったりお風呂につかったり深呼吸してみたりするといったことです。
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冊子「第2回 HIV陽性者のためのウェブ調査 調査結果」
「Futures Japan ~ HIV陽性者のためのウェブ調査~」(第2回)の分析結果をもとに、目で見てわかりやすく、利用しやすいツールとして作成された冊子。HIV陽性者の健康状態、通院、恋愛と性の健康、薬物使用、心の健康、社会のスティグマ、日常生活など幅広い。
第8章「心の健康について」(P.40~P.45)
不安と抑うつ | ポジティブ・ネガティブ変化 | 首尾一貫感覚(sense of coherence(SOC):ストレス対処力・健康生成力) | 子どもの頃の被虐待経験 | 自殺念慮について | 自殺企図について| 好きで繰り返しやっていること| メンタルヘルスについてシェアしたいことなど
https://survey.futures-japan.jp/doc/Futures_2nd_page.pdf