ニュースを見るHIV関連ニュース・ヘッドライン

ギリアド、年2回投与のHIV治療併用レジメンとして開発中の lenacapavirと広域中和抗体の概念実証データ発表

岐阜新聞Web

ギリアド、年2回投与のHIV治療併用レジメンとして開発中の lenacapavirと広域中和抗体について、肯定的な概念実証データを発表。 lenacapavirとHIVに対する広域中和抗体のteropavimab およびzinlirvimabとの併用療法の可能性を示す― ―長時間作用型のHIV治療選択肢として開発中の併用療法について、 第II相試験でのさらなる評価を支持。

https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/204413

首都圏の新規HIV感染者ゼロを目指して

ぷれいす東京

HIV感染予防対策は、時代と共に大きく変わってきた。そんな中でも変わらないことは、HIV検査の重要性である。検査無くして対策無しである。 岡 慎一 (国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター センター長)

https://ptokyo.org/column/post/15628

リナ・サワヤマ、エルトン・ジョンの【アカデミー賞】プレ・パーティーに出演決定

Billbord Japan

2023年2月9日にエルトン・ジョンAIDS基金(EJAF)は、同財団が毎年開催する【アカデミー賞】プレ・パーティーのヘッドライナーを、ポップ・シンガー・ソングライターのリナ・サワヤマが務めると発表した。エルトンと夫のデヴィッド・ファーニッシュが司会を務め、エリック・マコーマックやMJ・ロドリゲスなどのスターが特別ゲストとして登場する予定だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0d78857352559240c2e5106341c0300dd400ea3a

HIVの実験的なワクチンがヒトでの初期臨床試験を通過

GIZMODO

HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の実験的なワクチンがヒトでの初期臨床試験を通過したようです。新しく発表された研究では、このワクチン候補はなんと97%の被験者で、研究者チームが期待していたような免疫反応を示したという結果です。重要なことは、このワクチンが安全で免疫トレランス(免疫寛容、自分の体の構成成分に対しては免疫反応を示さない)が高いということです!

https://www.gizmodo.jp/2022/12/experimental-hiv-vaccine-promising-early-human-trial.html

lenacapavir、ファースト・イン・クラスの多剤耐性HIV陽性者への年2回投与の治療選択肢としてFDAの承認取得

下野新聞SOON

ギリアド・サイエンシズ(本社:米カリフォルニア州フォスターシティ、ナスダック:GILD、以下「ギリアド」)は2022年12月22日、lenacapavirについて、他の抗レトロウイルス薬(ARV)との併用で、複数の治療歴があり(HTE)、かつ多剤耐性を有する(MDR)成人HIV-1陽性者に対するHIV-1感染症の治療薬として、米国食品医薬品局(FDA)より承認を取得したことを発表しました。lenacapavirは、現在承認されている他の抗ウイルス薬剤クラスとは異なる複数の過程における作用機序を有し、in vitro試験で現在ある薬剤クラスとの交差耐性は認められていません。また本剤は、現在の治療法では十分にコントロールできない成人HIV陽性者にとって、年2回投与の新たな治療選択肢となります。

https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/690408?relatedarticle

HIVワクチン候補、臨床試験で97%に免疫反応 「重要な一歩」

CNN NEWS

エイズウイルス(HIV)ワクチン候補の投与によって、感染予防に役立つ広域中和抗体を作り出すことに成功したというフェーズ1の臨床試験結果が、世界エイズデーに当たる1日、科学誌サイエンスに発表された。8週間間隔でワクチンを2回接種すれば、HIVに対する免疫反応を引き起こすことができるとされ、専門家は「重要な一歩前進」と位置付けている。 エイズはHIV感染によって引き起こされる疾患で、現時点で治療法はない。 臨床試験結果は米スクリプス研究所やフレッドハッチンソンがんセンター、国立衛生研究所など米国とスウェーデンの研究機関が発表した。

https://www.cnn.co.jp/fringe/35196865.html

鼎談「日本におけるエイズの現状と治癒を目指した新たな試みの紹介について」概要報告

医療基盤研究所

2022年12月10日(土)に開催された第32回日本エイズ学会学術集会記念エイズ啓発イベント『OSAKA JAZZ FESTIVAL2022』内鼎談「日本におけるエイズの現状と治癒を目指した新たな試みの紹介について」の概要です。当日は、快晴の中、500名近くの方が参加をされていました。 冒頭、国立病院機構大阪医療センターの白阪琢磨先生から、臨床の立場からHIVの治療の現状についてプレゼンがなされました。抗HIV薬の登場によって、HIV患者は発症せず、うつらず、死なない病気になったけれど、未だに治癒をすることはできていないという現状が紹介されました。

https://www.nibiohn.go.jp/information/nibio/2022/12/008253.html

世界から注目される「日本発」HIVワクチン開発の最新状況とは!?

Medical DOC

初めて感染者が報告された1981年から約40年もの間、完治することができなかった「HIV」。しかし、2021年に根治療の可能性を示す日本発の研究結果が報告されました。そのHIVワクチンの最新情報について、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所霊長類医科学研究センターの保富康宏先生にお話をうかがいました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/09fc4426160af6e0cbfb803bdfcfa88957bdc516

「エイズ予防指針」策定から四半世紀:画期的な「個別施策層対策」の意義

ぷれいす東京

その頃、既に日本のHIV感染の7割以上は、ゲイのコミュニティで発生していました。ところが、当時、政府が行っていたエイズ予防啓発は一般人口を対象としたもので、内容も、ポスターなどによる啓発にとどまっていました。ゲイがHIV感染の7割を占めるということは、ゲイ・コミュニティにおいて効果的な対策が行われれば、HIVの負のインパクトを効率的に下げることが出来ます。ところが、当時はそれこそ、ゲイ・コミュニティにおける啓発には、公的資金は一銭も投入されていなかったわけです。これは、不作為による差別の問題だ…私たちはこう考えました。 稲場 雅紀(特定非営利活動法人アフリカ日本協議会 共同代表・国際保健ディレクター)

https://ptokyo.org/column/post/15451

第35回日本エイズ学会学術集会・総会 ―未来統合型社会・臨床・基礎連携:SCB to the future―開催報告

NIID 国立感染症研究所

第35回日本エイズ学会学術集会・総会は, 国立感染症研究所エイズ研究センター 俣野哲朗センター長が会長を務め, 2021年11月21日(日)~23日(火)に, グランドプリンスホテル高輪にてハイブリッド形式で開催された。私は, プログラム委員長として, エイズ研究センターメンバーとともに本大会の主催・運営に携わる機会をいただいた。本稿では, 第35回日本エイズ学会学術集会・総会の開催概要について, ご報告したい。

https://www.niid.go.jp/niid/ja/typhi-m/iasr-reference/2570-related-articles/related-articles-512/11565-512r07.html