ニュースを見るHIV関連ニュース・ヘッドライン
ロシア侵攻で、ウクライナに迫る「エイズ危機」
Newsweek
ウクライナのHIV感染者・エイズ患者は24万人。戦前の時点でその割合はヨーロッパ最悪の水準だった。 戦時下のウクライナでHIV感染者・エイズ患者が危機に直面している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0f7ab0f79647036802dbd184e28ce19b4f04d10
31年以上もHIV感染者だった男性が幹細胞移植後に寛解、移植時点で63歳のHIV寛解は史上最高齢
Gigazine
2022年7月27日、カナダ・モントリオールで開催された2022年国際エイズ会議で、「HIV感染者であり白血病を発症した男性が幹細胞移植を受けた後、HIVが寛解した」という事例が報告されました。発表時点で66歳である匿名の男性は、1988年にHIVと診断されてから31年以上にわたりHIVと共に生きており、幹細胞移植時の63歳という年齢はHIVの長期寛解が確認された最高齢とのことです。
https://gigazine.net/news/20220728-cured-hiv-stem-cell-transplant/
HIVとともに生きる子どもすべてに治療を 2030年までの取り組みを強化
ユニセフ
子どもたちのための進捗の停滞と、子どもとおとなの間の格差の拡大を懸念し、ユニセフ(国連児童基金)、国連合同エイズ計画(UNAIDS)、世界保健機関(WHO)およびパートナーは、2030年までに、すべてのHIVとともに生きる子どもが治療を受けられるようにし、新たな乳児のHIV感染を防止するため、「2030年までに子どものエイズをなくすための新たな国際同盟(The new Global Alliance for Ending AIDS in Children by 2030)」を発足することを、カナダのモントリオールで開催された国際エイズ会議において発表しました。
https://www.unicef.or.jp/news/2022/0147.html
抗HIV療法における初の持効性注射薬
日経メディカル
2022年6月27日、抗ウイルス化学療法薬のカボテグラビル(CAB;商品名ボカブリア水懸筋注400mg、同水懸筋注600mg)、リルピビリン(RPV;リカムビス水懸筋注600mg、同水懸筋注900mg)が発売された。両薬は5月31日に製造販売が承認、6月8日に薬価収載されていた。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/202207/575806.html
新時代に入ったHIV感染症治療 ~予後が飛躍的改善、新たな課題も~
時事メディカル
エイズ(後天性免疫不全症候群)はかつて「不治の病」と言われた。しかし、患者をめぐる状況は大きく変化している。エイズを引き起こすウイルス(HIV)感染症の治療薬の進歩によって予後が劇的に改善され、一般の人と変わらない生活を送ることができるようになった。しかし、「HIVと共に生きる人々(People Living with HIV=PLHIV)」にとって新たな悩みもある。専門家は「治療の長期化に伴い重要になってきたのが患者のメンタルヘルスだ」と強調する。
https://medical.jiji.com/topics/2660
抗HIV治療における初の長時間作用型注射剤「ボカブリア水懸筋注」の 日本での承認取得に関するViiV社の発表について
塩野義製薬
塩野義製薬株式会社は、GlaxoSmithKline plc.およびPfizer Inc.とともに資本参加しているViiV Healthcare Ltd.が、日本初の長時間作用型注射剤であるボカブリア水懸筋注(カボテグラビル注射剤)について、2022年5月31日に厚生労働省より、HIV-1感染症を効能・効果とする製造販売承認を取得したことを発表しました。なお、治療に必要なボカブリア錠(カボテグラビル経口剤)、リカムビス水懸筋注(リルピビリン注射剤(Janssen社))についても同時に製造販売承認を取得しました。
https://www.shionogi.com/jp/ja/news/2022/6/202206.html
HIV治療薬および予防薬として開発中のlenacapavirについて、 FDAが臨床試験の実施保留を解除
共同通信PRWire
ギリアド・サイエンシズ(本社:米カリフォルニア州フォスターシティ、ナスダック:GILD、以下「ギリアド」)は5月16日、米国食品医薬品局(FDA)が、HIV治療薬および暴露前予防(PrEP)薬として開発中のlenacapavir注射剤について、新薬臨床試験開始届(IND)に対する臨床試験の実施保留を解除したことを発表しました。
https://kyodonewsprwire.jp/release/202205301871
専門医療機関から地域へ―問われる課題 ~「HIV陽性者の健康と生活に関する全国調査」の結果から~
ぷれいす東京
2003年から約5年毎に、厚生労働省科学研究費の助成を受けて全国の拠点病院に通うHIV陽性者を対象とした「健康と生活に関する全国調査」を実施。健康状態や受診・服薬などの健康管理、メンタルヘルスや生活上の課題、仕事や余暇生活、人間関係、情報、エイズ対策評価など広範な内容を尋ねています。本稿では、医療や介護サービスの利用に視点をあてて結果をご紹介します。
https://ptokyo.org/column/post/14746
リュック・モンタニエ氏死去 HIV発見のノーベル賞学者
時事ドットコム
リュック・モンタニエ氏(フランスのウイルス学者)8日、パリ近郊ヌイイシュルセーヌの病院で死去、89歳。1980年代初めにエイズの原因となるエイズウイルス(HIV)を発見。2008年にフランスのフランソワーズ・バレシヌシ氏とノーベル医学生理学賞を共同受賞した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022021100544&g=int
ギリアド・サイエンシズ、開発中の HIV-1 カプシド阻害剤 lenacapavir について、持続的な有効性を支持する新たな臨床データを発表
日刊バイオテク
ギリアド・サイエンシズは、1年間にわたる治験の新たな結果を発表。既存治療で効果不十分なHIV陽性者に対して、他の抗レトロウイルス薬との併用療法下でlenacapavirを6カ月ごとに皮下投与したところ、高いウイルス抑制率および臨床的意義のあるCD4 数の増加を達成したことが示されました。
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/release/22/03/02/12698/