ニュースを見るHIV関連ニュース・ヘッドライン

新時代に入ったHIV感染症治療 ~予後が飛躍的改善、新たな課題も~

時事メディカル

エイズ(後天性免疫不全症候群)はかつて「不治の病」と言われた。しかし、患者をめぐる状況は大きく変化している。エイズを引き起こすウイルス(HIV)感染症の治療薬の進歩によって予後が劇的に改善され、一般の人と変わらない生活を送ることができるようになった。しかし、「HIVと共に生きる人々(People Living with HIV=PLHIV)」にとって新たな悩みもある。専門家は「治療の長期化に伴い重要になってきたのが患者のメンタルヘルスだ」と強調する。

https://medical.jiji.com/topics/2660

抗HIV治療における初の長時間作用型注射剤「ボカブリア水懸筋注」の 日本での承認取得に関するViiV社の発表について

塩野義製薬

塩野義製薬株式会社は、GlaxoSmithKline plc.およびPfizer Inc.とともに資本参加しているViiV Healthcare Ltd.が、日本初の長時間作用型注射剤であるボカブリア水懸筋注(カボテグラビル注射剤)について、2022年5月31日に厚生労働省より、HIV-1感染症を効能・効果とする製造販売承認を取得したことを発表しました。なお、治療に必要なボカブリア錠(カボテグラビル経口剤)、リカムビス水懸筋注(リルピビリン注射剤(Janssen社))についても同時に製造販売承認を取得しました。

https://www.shionogi.com/jp/ja/news/2022/6/202206.html

HIV治療薬および予防薬として開発中のlenacapavirについて、 FDAが臨床試験の実施保留を解除

共同通信PRWire

ギリアド・サイエンシズ(本社:米カリフォルニア州フォスターシティ、ナスダック:GILD、以下「ギリアド」)は5月16日、米国食品医薬品局(FDA)が、HIV治療薬および暴露前予防(PrEP)薬として開発中のlenacapavir注射剤について、新薬臨床試験開始届(IND)に対する臨床試験の実施保留を解除したことを発表しました。

https://kyodonewsprwire.jp/release/202205301871

専門医療機関から地域へ―問われる課題 ~「HIV陽性者の健康と生活に関する全国調査」の結果から~

ぷれいす東京

2003年から約5年毎に、厚生労働省科学研究費の助成を受けて全国の拠点病院に通うHIV陽性者を対象とした「健康と生活に関する全国調査」を実施。健康状態や受診・服薬などの健康管理、メンタルヘルスや生活上の課題、仕事や余暇生活、人間関係、情報、エイズ対策評価など広範な内容を尋ねています。本稿では、医療や介護サービスの利用に視点をあてて結果をご紹介します。

https://ptokyo.org/column/post/14746

リュック・モンタニエ氏死去 HIV発見のノーベル賞学者

時事ドットコム

リュック・モンタニエ氏(フランスのウイルス学者)8日、パリ近郊ヌイイシュルセーヌの病院で死去、89歳。1980年代初めにエイズの原因となるエイズウイルス(HIV)を発見。2008年にフランスのフランソワーズ・バレシヌシ氏とノーベル医学生理学賞を共同受賞した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022021100544&g=int

ギリアド・サイエンシズ、開発中の HIV-1 カプシド阻害剤 lenacapavir について、持続的な有効性を支持する新たな臨床データを発表

日刊バイオテク

ギリアド・サイエンシズは、1年間にわたる治験の新たな結果を発表。既存治療で効果不十分なHIV陽性者に対して、他の抗レトロウイルス薬との併用療法下でlenacapavirを6カ月ごとに皮下投与したところ、高いウイルス抑制率および臨床的意義のあるCD4 数の増加を達成したことが示されました。

https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/release/22/03/02/12698/

治験が始まった「mRNAのHIVワクチン」の仕組み

ニュースイッチ(日刊工業新聞)

メッセンジャーRNA(mRNA)によるエイズウイルス(HIV)ワクチン候補の第1相臨床試験(治験)が、米国内で開始された。米国立衛生研究所(NIH)傘下の米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)が発表した。mRNAワクチンは新型コロナ向けに世界で初めて実用化され、それ以外の感染症予防にも応用が期待されている。

https://newswitch.jp/p/31471

ヴィーブヘルスケア 抗HIV-1薬で初の注射剤、カボテグラビルを承認申請

ミクスOnline

ヴィーブヘルスケアは3月11日、抗HIV-1薬・カボテグラビル(一般名)の経口剤と注射剤を日本で承認申請したと発表した。1カ月間のカボテグラビル経口剤での治療後、同注射剤とヤンセンファーマの抗ウイルス薬リルピビリンの注射剤を併用して用いる。承認されれば、HIVに対する国内初の注射剤レジメンとなる。

https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=72724

ブロードウェイミュージカル『レント』 4年ぶりの来日公演が5月に決定!

東急シアターオーブ

オペラ『ラ・ボエーム』を下敷きに、孤独やAIDS危機に翻弄されつつも、情熱や友情を糧として「大切なのは今、この瞬間なんだ(NO DAY BUT TODAY)」と懸命に生きる若者たちを描いた名作ブロードウェイ・ミュージカル「レント」の25周年記念Farewellツアー来日公演が開催!

https://theatre-orb.com/lineup/22_rent/

東京レインボープライド2022 プログラムが正式決定

TOKYO RAINBOW PRIDE

LGBTQ+や性の多様性を祝うイベント「東京レインボープライド(TOKYO RAINBOW PRIDE)」のパレードとフェスティバルが、4月22日~24日に代々木公園で開催されます。国立国際医療研究所センター、エイズ治療・研究開発センター長の岡慎一を招いた感染症に関するシンポジウムや、研究者のロバート・キャンベルらを招いた法整備に関するシンポジウムも行われるそうです。

https://tokyorainbowpride.com/news/notice/22781/